雑草対策

庭を管理するにあたってのストレスと言えば雑草。
庭を嫌いにならないためにも、ストレス源を減らすことが大切です。そこで、雑草対策についての記事を書いてみます。

雑草対策その1 地面を舗装する

ずばり舗装して地面(土部分)を減らす。←なんのひねりもありませんが、確実に雑草を減らせます。
家の裏側や駐車場etc、日常的には足を踏み入れない場所には、コンクリート、アスファルト、砂利などで。見栄えをよくしたい所にはインターロッキングやタイルなど。
初期費用はかかりますが、その後の手間や、除草剤のコストなどが激減します。

砂利は実際のところ、恒久的に雑草を防ぐことはできませんが、防草シートと組み合わせ、厚めに敷くことで効果が持続します。
アスファルトやコンクリートも経年劣化が進むにつれ、割れやひび部分から雑草が生えてしまうことがありますが、防草効果は一番高いと言えます。

安価で見栄えのいい舗装として、おすすめはインターロッキングです。
インターロッキングは、近年雰囲気の良いものが、沢山販売されるようになりました。

ホームセンターなどでは手に入らない種類も、メーカーカタログには沢山乗っています。
僕も、カタログで自然な風合いのインターロッキングを見つけたので、自宅に試しに敷いてみました。
参考に写真を貼っておきます。
(エスビック株式会社の石畳調のインターロッキングのパエリアのムエルという商品です)

インターロッキングのほかにも、枕木やピンコロ、レンガ、サークルタイルや乱張りタイルなどを使って、様々なデザインを作れます。
舗装で地面を減らしても、プランターやハンギングバスケット等を活用し、草花の育成も十分に楽しめますよ。
地植えばかりの植栽よりも、プランターなどを効果的に配置することで、高低差が出来、庭に豊かな表情が生まれます。

【舗装の注意点】

  • 温度の上昇
    地面のままよりも、温度が上がる。照り返しも増える。
  • 排水計画が必須
    舗装面に雨水が溜まらないよう、排水計画を考えなくてはいけません。今までは土が吸い込んでいた雨水を、どこかへ逃がさなければいけません。
    手軽で低予算な方法としては、低い土の地面へ向けて、舗装面に勾配をつけ雨水を流す、という方法があります。
    土地の条件や、舗装面の広さによっては、集水桝や浸透桝の設置が必要になります。
    しかし、いずれの対処をしたとしても、地面を舗装すると冠水リスクは上がります。

雑草対策その2 管理しやすい形に

土部分は、手作業で除草するとしても、除草剤を散布するにしても、シンプルな形状、状態にしましょう。
草花を点々と植えず、寄植やグラントカバープランツで覆い、地面を露出させないようにすることで、雑草の生える余地をなくします。

雑草対策その3 雑草を利用する

雑草を0にすることは現実的には難しいです。ですので、雑草を活かすことを考えてみましょう。
雑草が根を張ることにより、土は耕されます。
雑草が生い茂ると、土は乾燥から守られます。
さらに、雑草はヨトウ虫やナメクジなどの害虫の餌となり、周りの草花や作物の食害を減らします。
このように雑草が生えることは、庭にとって歓迎すべき点もあるのです。
地域により、生えてくる雑草の種類も様々ですが、根が張りすぎず、はびこりすぎない、可愛い雑草を見つけて、庭の草花の一部として残したり、グランドカバーに利用してみる。すると、庭の手入れがもっと楽しく、楽になります。よく観察してみると、可憐な花を咲かせる雑草もあります。そういったお好みの雑草を、庭の名脇役として活かしてみてください。

例↓またまた僕の自宅庭。数年前の春の様子。ヘビイチゴをグランドカバーとして活用しております。

まとめ

雑草にお悩みの方は、舗装や植栽の仕方を工夫して、管理しやすい庭を作りましょう。
完璧な雑草0を目指さず、視点を変えて、雑草をも楽しめる庭づくり、いかがでしょうか。

以上 小泉雄作でした。

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